印堂瞑想は、横になって行いますので、どなたでもできるのが最大のメリットです。
印堂というのは、眉間にあるツボの名前です。
500円玉くらいの大きさの石など、額にあてたときに、ひんやりするものを用意します。
ちょうどいい大きさのものがない場合は、小さいものより大きいもののほうがいいですが、落ちても危なくないものをご用意ください。
印堂瞑想は、これだけでも大丈夫なのですが、高齢の方は体力がない場合が多いので、お腹に温かいホットパックも同時に乗せることをおすすめします。
頭にひんやりするものをあて、おなかに温かいものをあてると、水昇火降が起こります。
水昇火降というのは、健康なエネルギー状態のことで、腎臓にある水のエネルギーは上にあがり、心臓にある火のエネルギーは下にさがることを意味します。頭はすっきりしていて、お腹は温かい状態です。昔から「頭寒足熱」が健康によいと言われていますが、それをエネルギーという視点で表現した言葉が「水昇火降」になります。