頭に乗せて楽に集中できる瞑想法

福祉施設で活用できるワンポイントメディテーション

運動をすることが難しかったり制限されている方や、ストレスを緩和したい、コミュニケーションを良好にしたい方などにも瞑想はおすすめです。
またスタッフのみなさまの心身の健康管理にも役立ち、短い時間でできるワンポイント瞑想で業務効率を上げることができます。

シニアの皆さまが高齢者施設などで行うワンポイントメディテーション
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心の不安を和らげる、ワンポイントメディテーション

瞑想に関心が高まるにつれ、瞑想が脳に与える影響に対する研究も活発になっていきています。

瞑想がストレス対策に良いということは、多くの学者の研究で示唆されており、認知症予防にもつながる、という意見が増えています。

また、中高年のころに不安心理に悩みながら過ごしていた人は、高齢者になったときに認知症になりやすい傾向があることも分かっています。この不安心理を和らげるにも、瞑想が有効だと言われています。

そんな瞑想の中でも、高齢者の方が実践しやすい、2つのワンポイントメディテーションをご紹介したいと思います。ワンポイントメディテーションは、体のどこか一点に、ある程度の重さのあるものを乗せて行う瞑想です。重さがあるので瞑想初心者でも集中しやすく、天門や印堂といった頭にあるツボに乗せるとダイレクトに脳に働きかけます。

今話題の「マインドフルネス」「座禅」など、瞑想をもっと簡単にする「ワンポイントメディテーション」。様々なシーンに合わせた詳しい瞑想の方法を特典で解説しています。

※動画のフルバージョンはご登録後に視聴ができます。

天門瞑想とは?

天門瞑想は、頭の上に物を乗せる瞑想で、バランス感覚の向上や物忘れをしにくくなる、集中力アップなどが期待できます。 「天門」とは、頭頂部にある気エネルギーの通路のことで大天門と小天門があります。東洋医学では 大天門のことを百会のツボとも言います。 百会は、頭のもやもやを取り、すっきりさせる働きがあるツボとして活用されています。 用意するものは、本など、頭の上に乗せるものだけです。ある程度の重みがあって、落ちてもケガをしないものをご用意ください。 頭の上に乗せた途端に、脳がバランスを取ろうとするので考えや感情が減り、集中力が高まります。 全身のツボが開いて、血液と気エネルギーの流れがよくなります。

天門瞑想の方法

イスなどに楽に座ります。
みかんなどを頭の上に乗せ、背すじをのばして両手はひざの上に置きます。
頭に乗せたみかんの重みを感じてみます。
みかんの重みがだんだん下におりてきます。
まっすぐ下りて、下腹の丹田まで下りてきます。

そのまま両手を少し上げ、ひざから5センチくらい浮かせます。
意識は頭に集中して、みかんの重さを感じます。

両手をゆっくり上下に動かしてみます。

ゆっくり両手をひざの上に下ろし、深呼吸します。
みかんを下ろします。

印堂瞑想とは?

印堂瞑想は、横になって行いますので、どなたでもできるのが最大のメリットです。

印堂というのは、眉間にあるツボの名前です。
500円玉くらいの大きさの石など、額にあてたときに、ひんやりするものを用意します。
ちょうどいい大きさのものがない場合は、小さいものより大きいもののほうがいいですが、落ちても危なくないものをご用意ください。

印堂瞑想は、これだけでも大丈夫なのですが、高齢の方は体力がない場合が多いので、お腹に温かいホットパックも同時に乗せることをおすすめします。

頭にひんやりするものをあて、おなかに温かいものをあてると、水昇火降が起こります。

水昇火降というのは、健康なエネルギー状態のことで、腎臓にある水のエネルギーは上にあがり、心臓にある火のエネルギーは下にさがることを意味します。頭はすっきりしていて、お腹は温かい状態です。昔から「頭寒足熱」が健康によいと言われていますが、それをエネルギーという視点で表現した言葉が「水昇火降」になります。

印堂瞑想の方法

仰向けになります。
両手は体から少し離して手のひらを天井に向けます。
足は肩幅に開きます。
まず、お腹に温めたホットパックを乗せ、頭の印堂に石を乗せます。

額がひんやりするのを感じながら、ゆっくり呼吸します。
心の中で数を数えながら吸ったり吐いたりします。
長さはご自分に合わせて調節して、楽にできる長さで行ってください。
吸うときや吐くときに苦しくなるほど長くするのは逆効果です。
吸って、1、2、吐いて、1、2。
吸って、1、2、吐いて、1、2。
慣れてきたら、少し長くしてみましょう。
吸って、1、2、3、吐いて、1、2、3。
吸って、1、2、3、吐いて、1、2、3。

寝る前に、布団の中で行うのも効果的です。石を乗せたままですと危ないですので、ある程度呼吸をすると印堂から石を下ろし、そのまま呼吸を続けながら、お休みになってください。